耐環境性の特殊なRFタグの研究、開発を行っています。
主な環境としては、放射線環境と高温環境があります。放射線環境で用いるRFタグは、日本原子力研究開発機構と共同研究を行っており、世界で唯一の耐放射線RFタグを開発しています。
多色の光学的情報媒体の研究開発取り組んでいます。
媒体としては、カラー2Dコードとグレイバーコードがあります。カラー2Dコードは既存の2Dコードと互換性を維持しながら、大容量化を図っています。互換部は既存の読取り装置で読むことが可能です。追加部は、専用のソフトで読出します。追加部にはセキュリティを掛けることができますので、復号のための情報を有している装置のみが読み出せるようにすることが可能です。
独立行政法人 日本原子力研究開発機構(原研)との共同研究から放射線(ガンマ線・中性子線・陽子線など)に被曝してもデータを保持可能なRFタグを開発しました。
主な用途は、原子力発電所・研究機関などにおける放射線に被曝する可能性のある備品・工具などの物品管理、設備管理、放射線廃棄物の管理、管理作業者の入退出管理など。
使用環境に応じて、軟質材封止タイプ・低誘電損失材封止タイプ・高温体貼付タイプを準備しました。
300℃の環境下での連続使用・250℃・2時間の繰返し使用を可能にした金属対応RFタグを開発しました。
主な用途は、高温環境下での、製品・機械・金型・工具などの管理、高温環境で使用される各種部品の管理・トレーサビリティ。