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株式会社テララコード研究所は情報媒体と情報システムを専門とするメーカー、システムインテグレータ及びコンサルタントです。

製品仕様SPECIFICATION

  耐放射線RFタグ

特徴

独立行政法人 日本原子力研究開発機構(原研)との共同研究から放射線(ガンマ線・中性子線・陽子線など)に被曝してもデータを保持可能なRFタグを開発しました。
用途・貼付物・使用環境に応じて、軟質材封止タイプと低誘電損失材封止タイプをお選びいただけます。
また、高温を発する物体への取付けに対応した高温体貼付タイプも準備しております。


「軟質材封止タイプ」

軟質材封止タイプ

曲面への取付けに対応した軟質仕上げ。用途に応じた加工仕様の変更も可能。


「低誘電損失材封止タイプ」

低誘電損失封止タイプ(2) 低誘電損失封止タイプ(1)

低誘電損失材料を使用し、金属体に取付けても安定した通信性能を実現。


「高温体貼付タイプ」

高温体貼付タイプ

高エネルギーガンマ線に対応し、高温の金属物に貼付可能。遮蔽体があっても、長距離の通信性能を実現。


想定される用途

原子力発電所・研究機関などにおける放射線に被曝する可能性のある備品・工具などの物品管理、設備管理、放射線廃棄物の管理、管理作業者の入退出管理など。


概要

分類 サイズ(mm)
幅x縦x厚み
通信距離 対応線種 イメージ
軟質材
封止タイプ
大型
105 X 35 X 4
250cm ・アルファー線
・ベータ線
・ガンマ線
(低エネルギー遮断
高エネルギー対応)
・中性子線
・陽子線
低誘電損失材
封止タイプ
中型
35 X 15 X 6
150cm
小型
9 X 9 X 6
80cm
高温貼付体
タイプ
120 X 60 X42 300cm

RFタグ部の仕様

使用温度範囲 0℃ 〜 50℃ (軟質材封止タイプ)
−40℃ 〜 85℃ (低誘電損失材封止タイプ)
0℃ 〜150℃ (高温体貼付タイプ)
周波数 850MHz 〜 960MHz
規格 ISO/IEC 18000−6C

通信距離は、4W EIRPでの測定値(目標値)です。リーダーの機種・出力やタグの貼付物および周辺環境により変化することがあります。
開発中の製品の為、仕様・外観は変更される場合があります。
実際の環境に応じてカスタマイズが必要な場合があります。